腸球菌
詳細
大腸菌群、緑膿菌などと同様、汚染指標菌の一種で、冷凍、乾燥、高温(加熱)等の条件下において比較的高い確率で生残する傾向にあります。したがって、これらの条件下で保管、加工される食品については、本菌(腸球菌)を汚染指標菌として利用する方法も想定されます。
Enterococcus属、グラム陽性の球菌の通性嫌気性菌。
Enterococcus属、グラム陽性の球菌の通性嫌気性菌。
特徴
ヒト及び動物の腸管内に高い割合で存在するが、外界で増殖しにくく、土壌や水からの検出事例は比較的低いです。
60℃・30分間の加熱でも死滅しません。
60℃・30分間の加熱でも死滅しません。
規格
ミネラルウォーター類(未殺菌、二酸化炭素圧98kPa(20℃)未満) : 陰性
