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食品の検査

微生物接種(保存効力、消長、殺菌・除菌効果)

─ 微生物接種試験とは
微生物接種試験とは、試験法で定められた菌株やお客様から提供を受けた菌株を検体に接種、混合し、所定条件で保存後、それらの菌数の推移を確認する試験のことです。
お客様のご要望を受け、使用菌株・保存日数・試験回数を予め打ち合わせした後に、試験を開始致しますので、お問い合わせいただきたくお願い申し上げます。

検査の目的

・化粧品、医薬品、医薬部外品等の安全性確認
・保存料をより適切な添加量へ見直すための比較テスト
・新製品開発のためのデータ取り
・殺菌・除菌剤の効果確認

保存効力試験

保存効力試験とは、化粧品などの製剤に用いられる保存剤などの効力を微生物学的に評価する方法です。製剤に日本薬局方で定められた菌株やご依頼者様から提供を受けた菌株を接種、混合し、所定条件で保存後、それらの菌数の推移を確認することにより、保存効力の有無を評価します。
SUNATECでは、局方に準じた試験以外に、お客様の要望に応じた条件での試験(保存温度、測定ポイント)に対応いたします。

消長試験

消長試験とは、食品に各種微生物を接種した場合の経時変化を確認するための試験です。本試験を実施することで、微生物を要因とした食品の腐敗、カビ発育、生菌数の経時変化といった微生物のリスクを確認し、評価することが可能です。

殺菌・除菌効果試験

殺菌・除菌効果試験とは、食品や医薬品の製造、加工現場、医療機関等で食中毒や感染症を予防するために使用する殺菌・除菌剤が、各種微生物に対してどの程度効果があるかを確認するための試験です。また、殺菌・除菌剤の処方検討や従来品と開発品の比較検討を行うことも可能です。

検査項目

微生物接種(保存効力、消長、殺菌・除菌効果)

検査項目 税抜価格 通常納期 至急納期
例:保存効力試験 1検体
検体:化粧品
試験菌株:5菌株(第十七改正 日本薬局方)
測定ポイント数:2(14日及び28日後測定) *1  
160,000 お問い合わせください
例:保存効力試験 2検体
検体:化粧品
試験菌株:5菌株(第十七改正 日本薬局方)
測定ポイント数:2(14日及び28日後測定) *1
250,000 お問い合わせください
例:消長試験
惣菜の流通中にカビが発生。再現性確認のため
惣菜にカビを接種し、接種したカビの消長を追跡する。
検体:惣菜
試験菌株:1菌株
測定ポイント数:2 *1
32,000 お問い合わせください
例:殺菌・除菌効果試験
試作中の殺菌剤の効果を確認したい。
検体:殺菌剤 *2
試験菌株:2菌株
測定ポイント数:2(30秒後、1分後) *1
64,000 お問い合わせください
*1 価格、必要検体量、試験期間は試験設定により異なります。まずはお問い合わせ下さい。
*2 ご依頼時に濃度をご指定ください。