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技術情報 細菌等の詳細

リステリア属菌

特徴

哺乳動物・淡水魚類・下水・河川水等の自然界に広く分布し、自然界での抵抗力が強く、低温発育生・食塩耐熱性・低pHでの生育・発育性など食品衛生上色々と問題となる菌です。さまざまな食品があらゆる環境から汚染される可能性があるが、特に乳製品及び食肉加工品に多く検出されます。妊婦・乳幼児・高齢者等の免疫力の低下した人(病原性は弱い)に発症する場合が多く、死亡率も高いので注意が必要です。

原因食品

乳製品・牛乳・食肉加工品・生野菜 等

食中毒症状

38~39℃の発熱・頭痛・悪寒・嘔吐などの症状がおき、重症になると脳脊髄膜炎をおこし、意識障害やケイレンを起こすこともある。

予防のポイント

まな板・包丁・布巾等の調理器具は十分洗い、熱湯や漂白殺菌液等を用いて消毒する。
食肉等は十分加熱してから食べる。
食品を保存するときは出来るだけ冷凍保存する。
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