一般細菌数
特徴
食品中の雑菌の数を言い、通常、培養には標準寒天培地を使用し35℃.48時間培養し、発生したコロニー数(数えられる菌)で食品衛生法での食品の規格基準に規定される生菌数(細菌数)の事。また、多くの都道府県等においても、独自の食品衛生の指導基準として規定されています。
中温性好気性菌で食品1g(1ml)の菌数
お刺身・生鮮魚貝類とその加工品等
中温性好気性菌で食品1g(1ml)の菌数
お刺身・生鮮魚貝類とその加工品等
詳細
中温性の好気性菌及び通性嫌気性菌を指し食品1g(1ml)中の細菌数をいう。
- §1.
- 低温細菌: 5~20℃
中温細菌:20~40℃
高温細菌:40~70℃ - §2.
- 酸素要求性による分類
偏性好気性菌、通性嫌気性菌、微好気性菌、偏性嫌気性菌に分かれる。
主として偏性好気性、通性嫌気性の細菌が発育し、これらが測定対象となる。 - §3.
- 一般細菌数の規格値が設定されている食品等
乳・乳製品、粉末清涼飲料、生食用カキ、氷雪、氷菓、冷凍食品、井戸水等
惣菜の三重県の指導基準は10万個以下/g - §4.
- 検査方法:標準寒天培地 混釈法
35℃、24時間又は48時間培養
