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![]() 2016年伊勢志摩サミット開催の年を迎える
![]() 一般財団法人 食品分析開発センターSUNATEC
理事長 庄司 正 SUNATECメールマガジン読者の皆様、あけましておめでとうございます。2016年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 契機【2016年伊勢志摩サミット】昨年6月5日、安倍晋三内閣総理大臣は、2016年サミット(主要国首脳会議)の開催地を三重県志摩市賢島に決定し、「伊勢志摩サミット」とすることを発表しました。その後、開催日程は2016年5月26日及び27日と発表されましたが、開催地の賢島の位置図は別添図のとおりで、伊勢志摩国立公園内、志摩半島の南部に位置します。 2013年、伊勢神宮では第62回式年遷宮(遷御)が行われましたが、その年の参拝者は1420万人、おかげ参りと言われる翌年2014年の参拝者は1086万人に達したそうです。式年遷宮を通じて、三重県や伊勢が全国的に知られる契機となり、地域経済にも大きな恩恵をもたらしました。 【地元のフィーバー、3310】そして2015年の伊勢志摩サミット開催の決定は、地元にとっても周辺自治体にとっても、今度は世界にPRできる絶好の機会であり、歓迎ムードだけでなく、各地で様々な取組が目白押しです。 三重県では、伊勢志摩サミットの関連記事が連日大きく報道されています。サミット開催まで4カ月余り、想像を超えたビッグイベントがやってきます。 【素晴らしき地 賢島(かしこじま)】サミット開催地となる賢島は、「三重県志摩市阿児町神明字カシコ」、伊勢志摩国立公園の中でも特に風光明媚な地で、周囲一帯はわが国でも有数のリゾート地が広がっています。気候は温暖でとにかく景色が美しい。リアス式海岸の英虞湾に面して海、森、真珠筏のコントラスト、夕日の絶景などなど、まさに「素晴らしい」ところとしか言いようがありません。 【伊勢志摩】「伊勢志摩」という名称が良く使われます。かつての志摩保健所の所管は鳥羽市と志摩郡5町(現在の志摩市)、通常の伊勢志摩観光は、「伊勢、鳥羽、志摩、南伊勢」の区域をさしていますが、なぜか「伊勢志摩」なのです。
伊勢志摩国立公園は昭和21年に戦後初の国立公園として指定されました。 三重県中央部の志摩半島一帯を区域とし、およそ東西50km、南北40kmにわたっています。沿岸部は典型的なリアス式海岸で英虞湾、五ヶ所湾などの深い入り江と大小多数の島々が繊細で優美な景観を見せています。これら自然景観に加え、真珠の養殖筏、サザエやアワビなどをとる海女の姿、伊勢神宮など悠久の歴史を有する人文的景観が彩りを添え、自然の造った美しさと、人間が創った歴史文化の融合した景観が本公園の特色となっています。 「伊勢志摩」の素晴らしさは、伊勢志摩国立公園協会のHPで存分に味わうことができます。特に、志摩の鳥人と呼ばれた「松本高正」氏のパラグライダーで撮影した画像や動画は注目です。 【2015年の動向とSUNATEC主催公益セミナー】さて、2015年は、1月早々にカキを原因食品とするノロウイルス食中毒が多く発生しました。また4月施行に向けHACCP導入型管理運営基準が全国の自治体で条例制定され、そしていよいよ4月から食品表示法による統一表示基準と新しい制度として機能性表示食品の届出が始まりました。
(1) 2/25 高品質で安全な食品を提供するために (2) 9/10 かきを美味しく安全に提供するために~ノロウイルス食中毒を考える!~ (3) 12/2 機能性表示食品へのアプローチ これらの中でも、食品表示法に基づく機能性表示食品の届出制度については、食品事業者にとって一番大きな関心事となりました。セミナー開催に当たっては、まずこの制度を良く理解していただこう、そして難しい課題である「食品の機能性」をどのように解釈すればいいのか、医療や介護に従事する管理栄養士の方々の意見もお聞きしたいと考えました。 【食品の機能性について考える】食品の機能性をどう説明したらいいのだろうか?セミナーを終えてようやく小生の腑に落ちた内容は次のとおりでした。 SUNATECは新検査棟になって1年が経過しました。組織の健康に留意しながら、2016年の事業を推進してまいります。皆様のご支援とご協力をいただきますようよろしくお願い申し上げます。 サナテックメールマガジンへのご意見・ご感想を〈e-magazine@mac.or.jp〉までお寄せください。 |
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