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表2. カンピロバクター感染症と食中毒
ヒトの疾病
食中毒・下痢症 : 若齢層に多発し、下痢症の原因菌として高率に検出
【感染症】
ギランバレー症候群(GBS)::C.jejuni食中毒・下痢症の治癒後、1〜4週間で発症
【症状】
四肢の筋力低下、顔面神経麻痺などの運動麻痺、GBSの30%程度はC.jejuniの先行感染
食中毒
【潜伏期】
 2〜7日(平均2〜3日間)
【症状】
 急性胃腸炎(発熱、下痢、血便)、全身の倦怠感、頭痛、腹痛、発熱(37〜40℃)
2〜3日遅れて腹痛、嘔吐、下痢(数回〜10回以上)、下痢の初 期は水様性で、その後粘液便や血液便。多くは数日以内に回復  
【発症菌量】 
 牛乳(500cfu菌数)を摂取して発症(事件例)
 ●人体実験
  102cfu摂取で10人中5人発症
  103cfu摂取で10人中6人発症
  104cfu摂取で13人中11人発症

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