サルモネラ菌は、比較的熱に弱く70℃、数分の加熱で死滅することが知られていることから、肉類の生食を避け、加熱処理を十分に行うことが食中毒を防止する上で有効であると考えられます。
また、サルモネラ属菌が食中毒を発症させる菌数は、ヒトの健康状態や食品の種類により様々ですが、数10、あるいは10以下のサルモネラ属菌の摂取でも発症の原因となる可能性があるため、本菌の管理には十分に注意を払う必要があると考えられます。
本菌による食中毒の予防も含め、衛生管理手法に関して熟知した食品衛生コンサルタントに相談されるのも有効であると考えられます。弊財団においても食品衛生コンサルティング事業を展開しております。是非ご利用下さい。 |