（2007年11月発行）SUNATEC自主衛生管理認証制度について

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食品の安全性に対する意識は年々高まっており、関連する事業施設などに対しては非常に厳しい安全性が求められるようになってきています。しかしながら、これら衛生管理に関する取り組みは、消費者からは見えにくく、あまり評価される機会がありません。そこで、食品分析の専門機関である当センターが衛生管理システム構築をサポートすると共に、一定の水準を満たしている食品関係事業者施設を認証する制度を創設いたしました。この制度では認証された食品関係事業者施設に対し、認証書を発行する事により、消費者により安全で安心できる商品を提供できるようになることを目的としています。これとともに、消費者に安全性をアピール頂けるようにもなります。




（1）	本認証制度は、食品関係事業者施設を対象としています。食品関係事業施設とは、食品又は食品添加物の製造、加工又は調理を行う施設を指します。

（2）	７Ｓ（整理・整頓・殺菌・洗浄・清掃・躾・清潔）、一般的衛生管理プログラムなどを基盤とし、上記食品関係事業者施設に必要な基本的衛生管理の実現をサポートします。

（3）	更にＨＡＣＣＰシステムのエッセンスを取り入れて、危害要因を分析し、危害発生を未然に防止します。




衛生管理への取組を認証する制度ですが、制度の導入により、食品関係事業者、消費者それぞれに、次のようなメリットが期待されます。
（1）	食品関係事業者施設第三者機関による認証を取得する事により、常日頃の衛生管理に対する自主管理の努力が客観的に評価され、取引先や消費者からの社会的信頼が得られます。又、社内での衛生管理システムが構築される事により、従業員のスキルアップやモチベーションがアップされ、組織全体の意識の一本化が期待できます。並びに自社製品の安全性が向上することにより、他社との競争力の強化が実現されます。

（2）	消費者自主的な衛生管理に積極的に取り組んでいる施設を容易に知ることができるようになり、食品の購入や店舗の選択の時に一助となります。又、施設全体の衛生水準が上がることで、食中毒等危害リスクの低減が図られます。
以上

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