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【厚生労働省一斉分析法での分析法の確認法】
検出限界
S/N<10の濃度の標準溶液の測定クロマトグラムからS/N=3となる量(ng)を求める。

測定限界(≠定量限界)
○ GC/MS:標準溶液2μL注入時のS/N=10を示す農薬量(ng)(複数機関の最小値)
○ LC/MS(LC/MS/MS):標準溶液5μL注入時のS/N=10を示す農薬量(ng)(複数機関の中央値)

回収率の確認(添加濃度:0.1mg/kg、n=3)
7作物(玄米・大豆・ばれいしょ・ほうれん草・キャベツ・りんご・オレンジ)

適応農薬の選択
平均回収率70%以上


留意点
・全農薬の同時分析を保証するものではない
 それぞれの保持時間やフラグメントイオンの影響は考慮にいれていない
 混合標準溶液での安定性は確認されていない
・ 測定限界
機種による格差が大きい、標準溶液からの感度での設定のため実試料における定量限界を示すものではない。
・ 測定対象物質
規制対象化合物の全てを含むものではない。

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